令和7年8月21日、横浜みなとみらいホールにて開催された「全国学校ギター合奏コンクール2025・A部門」において、本校ギター部は金賞(4年連続・通算6回目)を受賞いたしました。
A部門は、自由曲に加えて数曲から選択した課題曲の演奏が求められる高度な部門であり、今年度は全国から14校が予選を通過し、本選に出場しました。本校は、自由曲に「韃靼人の踊り」(A.P.ボロディン 作曲/小林徹 編曲)、課題曲には「3月9日のまどろみ」(猿谷紀郎 作曲)を選び、日々の練習の成果を本番の舞台で披露いたしました。
今年度は、「金賞」だけでなく、本選出場校の中でただ一校のみに与えられる「最優秀賞」を目指し、練習内容の見直し、演奏時のマナーの徹底、そして技術力・表現力のさらなる向上に日々取り組んでまいりました。
全員が一つの目標に向かって真剣に挑戦したからこそ、これまでにない合奏を創り上げ、多くの方々に感動をお届けできたと感じております。また、部員一人ひとりが音楽と真摯に向き合い、楽しみながらその奥深さを追究する姿勢も、この一年で大きく育った成果の一つです。
(コンクール直後の部員の振り返りの一部を紹介します)
「ラストのコンクールで最高金(最優秀賞)を取れなくて悔しかったです。去年は金賞と発表されたとき、先輩達は喜んで泣いていました。でも、今年は皆、最高金が取れなくて悔しいと泣いている人がいて、レベルが高くなっていると感じました。この悔しさを胸に、来年頑張ってほしいです。」
このように、結果に満足するだけでなく、その先を見据えた姿勢が、次代の部員たちへと確かに受け継がれています。部員たちは、コンクールで「最高の演奏」をすることはもちろん、日頃から支えてくださる皆さまへの感謝の気持ちを忘れず、音楽を通して感動を届けることを目標に取り組んでまいりました。これまで多大なご支援、ご声援をいただいた皆さまに、心より御礼申し上げます。
今後の演奏予定
・9月6日(土) 学校説明会(開始前・歓迎演奏)
・9月20日(土)・21日(日) 文化祭「淑鴨祭」(アリーナ発表)
・令和8年3月24日(月) 定期演奏会(文京シビックセンター 大ホール)
ぜひ足をお運びいただき、私たちの演奏をお楽しみいただければ幸いです。