Shukusu Blog
学校行事 中学

≪学校行事≫中学 卒業式を執り行いました

令和3年度 第24回卒業証書授与式

3月19日(土)本校アリーナにて第24回卒業証書授与式が執り行われました。新型コロナウイルス感染対策のもと、時間短縮にて行いました。感染症対策の一環として、呼名の際に返事はせず礼のみ、校歌等の斉唱も演奏のみとなりましたが、生徒たちは起立・礼・着席の1つ1つの所作を丁寧に合わせ、「卒業の言葉」や卒業の歌の「旅立ちの日に」の連弾において保護者に感謝の気持ちをしっかりと表し感動的な卒業式となりました。卒業生の門出を心よりお祝い申し上げます。

卒業のことば

とても素晴らしい卒業生代表からの「卒業のことば」でしたので、以下に文面を載せさせて頂きます。ぜひご一読ください。

 冬の寒さが和らぎ、暖かい陽の光とともに春の訪れを感じる季節となりました。私たち107名は今日、この淑徳巣鴨中学校を卒業します。新たな進路に向かって卒業という大きな一歩を踏み出せることができ、とても嬉しく思っています。

 3年前の春、私たちは新しい制服に身を包み少し大人になった気分で入学式を迎えました。それから今日に至るまで、本当に多くのことを経験し、学んできました。 

 初めての行事であるフレッシュマンキャンプでは、自分史ワークなどを通して仲間の新たな一面を知ることができ、帰ってきたときには、より仲が深まったように感じました。初めての淑鴨祭では、各クラスで一致団結して劇を完成させ、大きな達成感を得ることができました。さらに部活動の発表や、お化け屋敷、縁日など高校生のおりなすクオリティの高い企画に触れて、文化祭の楽しさというものを満喫させていただきました。2日間かけて開催された文化祭があっという間に過ぎたように感じたのを覚えています。

 2年生になり、後輩が入学したことで「先輩」という立場を意識するようになりました。委員会や部活動で頼られることが嬉しくて、そこから少しずつ責任感が生まれてきたように思います。

 充実した学校生活を送っていくなか、新型コロナウイルスが私たちの学校生活に大きな影響を与えました。およそ1ヶ月の臨時休校期間を経て、授業も配信という形になりました。「学校で友達に会うことができる」、「学校で授業を受けることができる」これらは決してあたりまえのことではなかったと実感しました。

 中学校生活の中でも一大イベントである修学旅行では京都・大阪・奈良を訪れました。コロナ禍で不安があったものの、それ以上に実施されることに喜びを感じました。京都に在住している外国人留学生と一緒に清水寺や金閣寺を参拝し、日本の古都の魅力について英語でコミュニケーションが取れたことに自分自身の成長を感じることができました。旅行の最後の行程まで私たちが存分に楽しむことができたのは、旅行会社の方々が最大限、安全に配慮して準備をしてくださったおかげだと感謝の気持ちでいっぱいです。

 思い返せば、私たちはたくさんの人に支えられて学校生活を送ってきました。先生方には勉強を優しく丁寧に教えていただきました。時に叱られることもありましたが、それでも私たちの成長をあきらめず、最後まで向き合ってくださいました。そして家族には計り知れない感謝の気持ちを抱いています。やりたいことがあると夢中になってしまう私たち を誰よりも応援してくれました。勉強で結果を残せなかったり、友達と喧嘩をしてしまったりして心配や迷惑をかけることもありましたが、いつでもそばにいてくれました。どんな時でも私たちの一番の良き理解者でいてくれることがとても心強かったです。本当にありがとうございました。高校で私たちが成長する姿をこれからも見守っていてください。

 卒業生のみんなとはかけがえのない思い出をたくさん作ってきました。くだらないことで笑ったり、好きなことで盛り上がったり、3年間、本当に楽しかったです。みんなと友達になれたこと、そして一緒に淑徳巣鴨中学校で学び、卒業ができることを心から嬉しく思っています。

私たちの学年目標は「なりたい自分になろう」でした。3年間、多くのことを学び、経験してきた中で夢や自分の理想像を描けるようになりました。それと同時に今の自分にないもの、できていないことがあるということも実感してきました。しかし、「できないこと」が「できる」ようになるたびに、理想の自分に少しずつ近づくことができました。ただ「なりたい自分になる」という目標はまだ達成できていないので、この先もこの言葉を胸に抱き続けていくつもりです。できないことを一つずつ乗り越えていけば、いつか「なりたい自分になれる」と信じています。そのためにも高校では勉強も部活も今よりさらに頑張っていきたいと思います。

 最後に、4月から高校生になる私たちは、難しい問題に直面し、挫折しそうになるかもしれません。けれども、そんな時こそ、この淑徳巣鴨中学校で学んできたことを礎にして、校訓である「感恩奉仕」の心を忘れず、夢に向かって一生懸命進んでいきたいと思います。以上のことをお約束し、淑徳巣鴨中学校のさらなる発展を願って卒業の言葉とさせていただきます。

令和4年3月19日 卒業生代表 赤井 遥那