
11月19日(金)に前夜祭、11月20日(土)に淑鴨祭(文化祭)が開催されました。
例年、淑鴨祭は家族や他校の友だち、本校に関心をお持ちの受験生等たくさんの方々をお迎えして盛大に開催されるのですが、本年度は新型コロナウィルス感染予防のため、本校生徒のみでの実施となりました。
今年の淑鴨祭は、『気づきから考える幸せのカタチ ~映像制作を通してSDGsと向き合おう~』というテーマを意識しながら中・高各クラスで制作した映像作品を自分たちのホームルーム教室で上映し、生徒たちがそれを鑑賞して回る形で行いました。
10月27日(水)・28日(木)を映像作品のための動画撮影日として設け、どのクラスも本番に向けて良い作品が作れるように一生懸命作品制作に取り組みました。
前夜祭では、抽選で当選した有志団体がダンスやバンド演奏などを披露しました。
各団体がこの日のために練習してきた成果を出し切り、素晴らしい発表をしてくれました。
「普段の学校生活では見られない、友達の意外な魅力に気付ける良い機会になった」という感想が聞かれました。
バンドボーカルの飛沫を抑えるためにアクリル板を設置したり、ペンライトや手作りの団扇を振ったり、声援の代わりに大きな手拍子でステージに送ったりと、コロナ禍でも工夫をして舞台を盛り上げました。
淑鴨祭当日、各フロアでは部活動の映像上映や掲示発表、中学生の美術作品展示、アリーナでの部活動発表が行われました。
「クラスの映像作品を見て回るのに忙しくなってしまい、アリーナ部活発表を観覧しに来る生徒たちが少なくなってしまうのではないか?」という心配の声が本番直前まで上がっていましたが、そのような不安を覆し、間隔を置いて設置されたアリーナの客席が満席になるほどの大盛況でした。
中・高各クラスの映像作品も生徒たちは楽しみながら鑑賞していました。
生活委員が各フロアで移動指示を行ったり、生徒会役員と企画委員が共同で発案したファストパスのIDカードを受付に提出して、観たいクラスの上映予約を行ったりするなど、生徒が廊下で密になることを極力抑えるために様々な工夫を凝らしました。
午後、アリーナでは中学生徒会主催の有志発表会が催されました。
中学全体で一生懸命練習した英語スピーチの各学年代表者が、それぞれのスピーチを披露したあと、クラシックギターのソロ演奏や新体操やソングリーダーの集団演技が披露され、客席からは惜しみない拍手が送られていました。
昨年度の淑鴨祭はオンライン上でのリモート開催だったため、今年度生徒が校舎内を巡る淑鴨祭の実施には万全を期して臨みました。
私たち生徒会役員は、企画委員や文化祭実行委員と話し合いを重ねながら、安全な実施のために何度も企画を練り直して当日を迎え、淑鴨祭に笑顔で参加している仲間たちの表情を見たときに、今年の淑鴨祭の成功を確信することができました。
生徒の皆さんにとって、この楽しかった淑鴨祭の思い出が一生の宝物になることを願っています。
お世話になった先生方やご協力いただいた保護者を始めとする関係者の皆さま、本当にありがとうございました。
頑張って淑鴨祭の成功に尽力してくれた生徒の皆さん、お疲れ様でした。
私たち生徒会役員は、来年度淑鴨祭をさらに発展させていけるよう企画・検討を重ねてまいりますので、どうぞご期待ください。









































