待ちに待った修学旅行1日目です。
さわやかな秋晴れに恵まれた羽田空港から飛び立ち、伊丹空港に無事到着しました。
バスで奈良へ移動した生徒たちは、東大寺の大仏殿と廬舎那仏の迫力に圧倒されていました。晴天の奈良公園では、鹿せんべいを購入して鹿と戯れたり、初めて間近で接する鹿に驚き逃げ惑ったりなど、生徒たちは様々な反応を見せていました。
法隆寺では、美しい夕日に照らされた境内を散策し、百済観音像や玉虫厨子を始めとする教科書でしか見たことのなかった国宝を目の当たりにすることができました。
校長先生からは、「中学生の皆さんが『今日』目にする奈良・京都・大阪と『10年後』に見る奈良・京都・大阪とはずいぶん違うものに感じるでしょう。それは、これらの場所の景色が今とは変わるということではなく、自分の感性が変わっていくということです。今しか感じ取れない奈良・京都・大阪を、中学3年生の感性で受け止めてください。
これからの人生の中で、奈良・京都・大阪へ行くことは何回かあるかもしれません。しかし、このメンバーでこれらの地を訪れるのは一度だけです。集団の中で自分がどのような存在であるかを知る良い機会です。自分が気づかなかった自分に出会えるかも知れません。また、普段の学校生活の中では見えなかった友人や先生方の新たな側面を知ることができるかも知れません。
発見の旅とは、新しい景色を探すだけでなく、新しい感性で見ることでもあるのです」というメッセージをいただきました。
24期生の皆さんが、学年目標である『なりたい自分になろう』に近づくためのかけがえのない体験を4日間の修学旅行で積み重ねていくことを期待しています。

3年1組

3年2組

3年3組