教育方針


今から約100年前、本校の創立者、長谷川良信先生は西巣鴨の地で、貧しい人々を救済する活動を始めました。
これが「for him 彼のために」ではなく「with him 彼とともに」の思想に基づいた活動の始まりです。
淑徳巣鴨が創立されてから今日に至るまで、世界恐慌や戦争の時代、食糧難の時代、経済中心の時代など、いくつもの困難や大きな社会変動がありました。
そしてその時代という舞台の上を、数え切れないほどの人々が通り過ぎていったのです。
淑徳巣鴨、そして日本の社会を取り巻く景色は、今もなお変化を続けています。
しかし、どんなに時代が変わり、人が変わっても、この西巣鴨の地に響く生徒たちの青春の声、彼らの抱く大きな夢、そして未来を見つめる瞳の輝きは永遠なのです。

“仏教、社会事業、教育の三位一体”
精魂を込めてこの主張と実践を貫いた創立者、長谷川良信先生。
その意思は今も脈々と受け継がれています。
Together with him
〜彼のためにではなく、彼とともに〜

 

長谷川良信先生は、学校を創立する際、根本の教育理念を「感恩奉仕」という言葉で表されました。「感恩」は、自分を取り巻くすべての存在に“ありがとう”と感謝をする心です。人や物、空気、水などが存在することをあたりまえと考えるのではなく、その“おかげさま”で生かしていただいているのだと気づいてほしいという願いが込められています。「奉仕」は、感謝の心でご恩返しを行うことです。「奉仕」と聞くと、募金や身体を動かす奉仕活動を連想しがちですが、必ずしもそれだけではありません。日頃簡単にできる奉仕は身の回りに溢れているものです。例えば、毎朝明るい声で“おはよう”と挨拶すること、優しい笑顔や言葉で人に接すること、これらすべてが「奉仕」なのです。だからこそ、淑徳巣鴨では「感恩奉仕」の心で充実した学校生活を送り、将来は世界の中でリーダーシップを発揮してもらいたいと願っています。